夏は子供にとって楽しい季節ですが、日焼けには注意が必要です。
日焼けで真っ黒になった子供の肌を見ると、心配になりますよね。
昔、こんなに暑かったっけ？
私たちが子供のころとは暑さが違います。
実際に気象庁のデータによると30年前に比べて13.8％も降り注ぐ紫外線の量が増えています。
日焼け＝健康的と一概に言える時代ではなくなってきているのです。
人は一生に浴びる紫外線の４分の３を１２歳までに浴びるといわれており、シミしわだけでなく、皮膚がんの予防としても子供のうちから対策しておく必要があります。
この記事では、子供が日焼けで真っ黒になってしまう原因と、5つの対策方法をご紹介します。
さらに、日焼けしてしまった場合の対処法も解説しますので、ぜひ参考にしてください。
子供が日焼けで真っ黒！その原因とは？
子供が真っ黒になってしまう原因についてお伝えしてきます。
紫外線の影響
紫外線は、肌にダメージを与えるだけでなく、将来的にはシミやしわ、皮膚がんの原因にもなります。
子供は大人よりも肌が薄く、紫外線ダメージを受けやすいため、特に注意が必要です。
長時間日光に当たっている
海やプールで遊んだり、公園で遊んだりしていると、長時間日光に当たってしまいます。
日焼け止めを塗っていても、塗り直しが足りなかったり、汗で流れてしまったりすると、効果が薄れてしまいます。
日焼け対策が不足している
日焼け止めを塗っていない、帽子やサングラスを着用していない、長袖の服を着ていないなど、日焼け対策が不足していると、日焼けしやすくなります。
体質
人によって肌質や体質が異なるため、日焼けしやすい人もいれば、日焼けしにくい人もいます。
しかし、日焼けしない体質だからといって肌にダメージがないわけではなく、むしろ肌の防御力が低いので日焼けしにくい人もきちんと日焼け対策をするようにしましょう。
子供が日焼けで真っ黒！日焼けを防ぐ5つの対策
日焼けして真っ黒にならないための対策についてお伝えしていきます。
日焼け止めを塗る
普段使いには刺激の少ないSPF20～30程度の日焼け止めがおすすめです。
ただし、SPF20～30の日焼け止めは効果が薄まるのも早いので、２～３時間おきに塗りなおしましょう。
水遊びや長時間の外遊びにはSPF50 PA+++などの紫外線防御効果の高い日焼け止めを選びましょう。
子供の日焼け止めを選ぶ際には、以下のポイントに注意しましょう。
- 子供用の日焼け止めを選ぶ
- 無香料、無着色、低刺激のものを選ぶ
- ウォータープルーフのものを選ぶ
日焼け止めは、外出する15～30分前に塗りましょう。
３０分の間に日焼け止めが肌に定着して、お出かけの際に日焼け止め効果をより発揮してくれます。
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帽子やサングラスを着用する
つばの広い帽子や、場合によってはサングラスを着用し、顔や目を紫外線から守りましょう。
帽子はつばが5cm以上あり、首元を守れる日よけ布付きのものを選びましょう。
また、熱中症対策に通気性の高いものを選ぶようにしましょう。
サングラスは、UVカット効果のあるものを選びましょう。
UVカット機能がない暗い色のサングラスは、余計に目に紫外線を取り入れてしまいますので注意が必要です。
長袖の服を着る
日焼け止めを塗るだけでなく、長袖の服を着ることで、より効果的に日焼けを防ぐことができます。
熱中症予防のため、薄手でUVカット機能のあるもの、さらに接触冷感のものを選ぶと良いでしょう。
プールでもなるべく長袖のラッシュガードを着るようにしましょう。
日陰で遊ぶ
日差しが強い時間帯は、日陰で遊ぶようにしましょう。
特に、10時～14時頃は紫外線が強いので注意が必要です。
こまめに水分補給をする
日焼けによって体内の水分が失われやすくなります。
こまめに水分補給をして、脱水症状を防ぎましょう。
水やスポーツドリンクなどをこまめに飲むようにしましょう。
子供が日焼けで真っ黒！日焼けしてしまった場合の対処法
対策をしていても日焼けしてしまうことを完全に防ぐことはできません。
では、日焼けしてしまった場合どうしたらよいのでしょうか？
日焼けしてしまった場合の対処法についてお伝えしていきます。
冷やす
日焼けした部分は、冷水で冷やしましょう。
冷たいタオルや保冷剤を使うのも効果的です。
ただし、肌をこすらないように注意しましょう。
保湿する
日焼けした肌は乾燥しやすいので、保湿クリームなどでしっかり保湿しましょう。
無香料、無着色の保湿クリームを選ぶのがおすすめです。
ビタミンCをとる
ビタミンCはメラニン色素の過剰賛成を抑制し、シミ・そばかすを予防します。
ビタミンCを多く含む食品としては、赤パプリカやブロッコリー、サツマイモやジャガイモ、いちご、特に黄色いキウイフルーツがビタミンCの含有量が多いのでおススメです。
ビタミンCは、一度にたくさん取っても吸収されず排出されてしまうので、こまめにとることが大事です。
日焼けしてしまったあとは、積極的に食事に取り入れると良いですね。
医療機関を受診する
日焼けがひどい場合は、医療機関を受診しましょう。
水ぶくれや痛みがある場合は、早めに受診しましょう。
子供が日焼けで真っ黒！まとめ
子供の日焼けは、将来的に皮膚がんの原因にもなるため、しっかりと対策することが大切です。
この記事で紹介した対策方法を参考に、子供の日焼けを防ぎ、安全に夏を楽しみましょう！
さらに、日焼けしてしまった場合の対処法も紹介しましたので、参考にしてくださいね。
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